公守

どうもogoです。

近いうちに更新とか言っておきながら案外間がありましたね。 どうやら日にちの感覚が少々狂っていたようです。

今日はまぁお察しの通りの内容となりますが、その前に少々イベントというか・・・なんか起こったので紹介しておきます。

一週間ほど前でしょうか。 いつものノリでなんか知らないけどホロ酔いが俺の家に来ました。

ハッキリ言って来てどうすんだよ的な、ただでさえ何もないogo家に二人とかどないせぇっていうんですか。

適当に駄弁ってたら玄関に大量のダンボールがあったのをみたホロ酔いが

邪神を作ろう

とかわけわからんこと言い出してですね。

俺の部屋でただ組み立てるだけじゃ退屈だからogosakaのホームグラウンドである公園で組み立てることになりました。

そうして完成したモノがこちらです。

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名前は『公守』です。

読み方は『こうもり』、公園の守り神、略して公守です。 羽も蝙蝠っぽいしちょうどいいんじゃないということで俺が命名しました。

バイト帰りだかなんだかのカミジンをわざわざ招集して写真を撮ってもらいました。

そしてただこいつを解体するのもつまらないということで、盛大に破壊したいと思います。

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本人はドロップキックで破壊したつもりなんですがこのアングルだと体重で破壊してるようですね。 もっと脚を閉じるべきでした。

なにせやり直しはないわけですからね。 文化祭の舞台裏より緊張しました。

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これを見るとそれっぽいですね。

そしてお気づきの方もいるかもしれませんが

かなりデカいです。

このブログを見ている酔狂な女性の方、あなたより公守はデカいです。

おそらく170cmぐらいあるでしょう。 こんなモノが公園に鎮座してるんですからね。
暗くてアレでしたけどTwitterにあげたら1000リツイートされていいぐらいシュールだと思うんですけどね。

俺初めは乗り気じゃなかったんですよ。 んで作っていくうちに主導権がホロ酔いから徐々に俺に移動してきましてですね。
『・・・いや、俺は何も言わない。お前についていく』って言ったのに『いや、ここをこうするべきだ』とノリノリで作ってました。

なんか俺って最初は何事も嫌がりますけど、一度ノリノリにさせるともうそっちの物みたいな風潮ありますよね。 一気にリーダーになりますよね。

まぁそんなわけで今は亡き公守ですが、あなたのハートの中に永遠に生き続けることでしょう。

 

 

 

 

というわけで本題。

受験終わりました。

昨日後期日程が終了しました。 後期日程受けているということはどういうことかわかりますよね。

前期落ちました。

なんか知らないけど受かりましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

みたいな未来があると思いましたか?

もう俺は半分壊れてるんですよ。 ogoならなんかミラクル起こしそうみたいな風潮ありますけど、そんな俺は昔の俺なんですよ。

さて、精一杯言い訳をさせてもらいましょうか。

 

俺が2次試験の勉強を始めだしたのは1月末です。

つまりセンター終わってしばらくしてから、ということになります。

大阪教育大学(以下大教大)の数学とはとても難しいです。 証明せよ、示せばっかで非常にやりづらいです。

しかしogoは諦めません。 諦めてますけど諦めません。

一ヶ月という短い期間に確かな数学のちからをつけるなんてまず不可能です。
証明問題を解くには『数学のちから』が必要であり、いわゆる記憶系やらで短期間で伸ばせるものではありません。

では対策のしようがないじゃないか ということになりますがそうでもありません。

それでも数学のちからをつけようとするのは愚策です。
そこでみなさんもしたことでしょうがひたすらに過去問に向き合うのです。 そうして傾向を知るのです。

出題の仕方、分野の偏りなどを過去5年分の赤本を参考に研究します。

その結果、大教大もやはり例外ではなく偏りが見えました。

行列、確率、微積の不等式の証明 これらはかなりの高確率で出題されます。
実際チャートやらの何かしらの問題集で微積分の証明やら行列やらの問題を見てみてください。 (大阪教育大学)を見る機会があると思います。

大問4つの構成でこの3つが出題、残る一つはランダムといった出題が今年もなされるとすると、上記3分野を徹底的にやりこむことによって総合得点率70%をマークする未来が少し見えてきます。

そうと分かれば即実行です。実際俺はやりました(といっても一般の受験生に比べれば勉強量は少ないですが)。

初めは手付かずの証明も『あぁこれ一度証明したことあるぞ』って感じで具体的な方針が立つようになりました。 行列、確率も同様です。

微積分は範囲がかなり広いため、融通が効くかはわかりませんが一応即席の数学のちからを獲得しました。

果たしてこれが本番で如何に機能するかはわかりません。

しかし俺には少し確信めいたものが心を支配してました。

受かるかもしれない。

今まで散々浪人を謳ってきた俺が周りを裏切り大学生になるような、そんな未来・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果

一つも出ませんでした。

俺が出ると山を張った上記3分野

一つも出ませんでした。

これふざけてますよね。
前期結局出たのって数列、図形と証明を絡めたやつ、微分の接線がどうのこうの、積分のクッソ面倒くさい計算問題ですよ。

後期はなんでしたっけ・・・無理数の証明と解を持たない証明、体積の問題と見せかけてクッソ面倒くさい積分計算・・・あとは忘れました。

eの-x乗×sinx×sin(x+4/π) の積分とか鬱陶しすぎます。

そんなわけで俺は綺麗に散華したのでした。

 

後期は言わずもがな落ちます。

そういうわけで常々言ってきたことではありますが、浪人が現実となりました。

元々俺の家は果てしなく貧乏であり、予備校なんて論外って感じなんですが

おそらく俺は河合塾にお世話になります。

なんでこんなことになったんだ というと、前期が終わった時に俺が『もしも予備校に通ったら』なんて未来をおねぇと親が嬉々として話し始めたわけです。

『今は腐ってるけど昔のogoみたいに賢くなるかもしれない』
そんな空想に思いを馳せて話すのです。

そういうのが一番キツいんだって・・・。

俺は期待されるのがとても苦手です。
過去の記事に書いた俺が高校受験を手伝った彼女のような・・・。

んでその日はなんともなく終わったのですが、後々になって話を詰めると俺が予備校に行く行かないと決定する意志が無いと、優柔不断かのように彼女らは見えたようです。

俺は一応金を払ってくれるなら行く と主張しましたが、どうも気に入らない様子。

彼女らは『予備校に通うなら通うなりの相応の覚悟が伺えない。今までのように予備校に通わせて尚、ogoは腐ったままなんじゃないか、そう思わせるような態度で話されるとこちらも快く金を投資できない』とまぁ大方このような感じ。

あまり俺の人生観やら価値観を家族に話すのは避けたかったのですが・・・。ここはそうも言っていられない場面です。 俺は次のように主張します。

 

「予備校になんて元々行きたくない。もっと突き詰めて言うならば大学なんて『行きたい』なんて思わないし、将来教育に携わる仕事を『したい』、なんて意志は元々はない。
そっちも『働く』ということに金以上の意味を見いだせてるの?俺は働いたことがないから首肯されても反論はできないが、そうされたとしても俺は到底信じれない。
それと同じで予備校みたいな勉強の缶詰にされる場所になんて行くことを希望するなんてことは俺には出来ない。仕事同様に仕方がないから行くのみ。
例えば俺は『明日あなたは死にますよ』と言われたとしてもあまりショックを受けない自信がある。心配するのは痛いかどうか、苦しいかどうか、そこが怖くてならない。自分の人生について未練を残すようなことはおそらく無い。それほど自分の人生に興味が無い。そんな人間が前向きに努力し出すと思う?
じゃあ予備校に通う意味はないのか、そんなことは無いと思う。
『予備校に通う』ことは受験を圧倒的に有利に進められるという事実がある。
『大学に通う』ことはこれからの人生を有利に進めるための通過点という事実がある。
『教員になる』ことには生きることにおいて必要不可欠である金を得る為の手段。
もちろん人の心と向き合う仕事だからただ金だけを追い求めるマネはしない。ただ俺の適正を見た結果教員は現時点において最良の選択である。そんな事実がある。
俺は『選択する』ということに必ずしも『心』が必要であると思わない。
今回で言うならばさっきも言った『事実』があるだけでも十分に予備校に通う意味
があると思う。
もちろんこの一年支払ってもらう金は元々は必要なかった金。無駄な出費を強いてしまう分俺はそれなりに負い目を感じている。そんな感情が原動力になって今年は与えられたことはやりこなすと思う。
今言ったことを踏まえて考えてほしい。それでも俺に予備校に行かせる価値を見いだせなかったら今回の話は無しで構わない。
そもそも俺は行かせてもらう身、これだけサボってきて頑張るから予備校に行かせて欲しいなんて図々しいことは言えない立場だと理解してくれ」

 

長くなりましたが大体こんな感じです。

まぁ払う立場からすれば不安になる気持ちも重々理解できますが、だからといって俺には予備校に行くという決定権がないと思います。

今まで話したくなかったと言いましたが、俺と親、並びにおねぇは真逆に人間であります。

だから俺は親とおねぇの考え方や価値観が全く理解できませんし、向こうも俺を理解できないでしょう。

そんな話し合いは大体は徒労に終わるのです。 互いに理解できないまま何も解決しないのです。

今回では一連の出来ことがあって尚理解しあえないままです。

しかし俺を予備校に通わせる方向で決まりました。 その決定には相当の勇気が必要であったでしょう。

俺は中学の時に暇つぶし程度に塾に通っていましたが、そこに行っていた価値はあったと思います。

実際に学力は伸びましたし、新しい知識や考えを獲得することに少々楽しみを覚えていました。

さて、今年で俺はそうなるのでしょうか。
受験を有利に進められるという以上の『心の』価値を見出すことができるのでしょうか。

 

おまけ

まだ続くのかよ という方、別にここで切ってもらっても構いませんがogoが今後一人暮らしやら引っ越しをする際に人生経験からアドバイスをさせてもらいます。

まずこちらをご覧ください。

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街を俯瞰するこの景色。 岩湧山に再登頂したのでも思いきって金剛山にソロ登頂したのでもありません。

大教大からの景色です。

以下、前期受験の前日に下見に行った際に撮ってきた画像です。

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もしかしたらogoは小中高と続き大学まで山奥で過ごさないといけないかもしれません。

疑いたくなるでしょうがこれは大学構内の画像なのです。

俺はこれまでの人生経験から『豊かな環境 自然いっぱい』などといった宣伝文句には気をつけるべきだと警鐘を鳴らします。

なぜなら上の宣伝文句はド田舎であり不便であるとイコールで結ばれるからです。

俺は何度も住む場所が田舎であり、超という言葉では足りないほど不便な思いを強いられてきました。

例えばドラネスの課金。コンビニまで自転車で往復20分弱かかるでしょう。

例えば通学通勤。俺は最寄り駅一時間という環境です。

そして何よりも不便だと思ったことは、高校になって近所じゃなくてもちょっと頑張れば行ける という友達、及び遊び場所がないことです。

どこに行くにしても遠い。ogoの家に行くには覚悟を要する。
そういう感情が働き、俺はプライベートで気軽に誰かに会うことができないのです。

証拠写真として大教大のパンフの写真を撮りたかったのですが捨ててしまいました。 ですがそこにも上の宣伝文句のような類の表現が見られました。

もしこれから引っ越しを考える方、その可能性がある方

必ずこの記事の俺の言葉を思い出してください。

周囲の環境など些細なもの。 住み慣れたら最後、その環境が必ずやあなたの足を引っ張るでしょう。

 

以上、次の更新は明日のみさき公園以降となります。 またお会いしましょう。

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