あと五分。
時間は刻々と進んでいく。いやに現実味がなく、これが本当に本番なのだろうかとも疑いたくなるほど重みがない。これが本当に人生を左右するのだろうか。ただただ無慈悲に時計が進んでいくのを眺める。
あと三分。
ふと俺は自分が驚くほど冷静にいることを感じた。冷静で居ながらも自分の内側には何か燃えるものが渦巻いている。何か確信めいたものが心を支配していた。諦めていながらも気持ちが高揚している。
どこか懐かしいこの感情、いつ以来だったろうか。長い間ずっと忘れていたこの感情の正体は―。
あと二分。
そうか、三年以上前に置き去りにしてしまったあの感情。いつも自信に満ちて、自分は必ず勝てると確信しながら勝負をしていたあの日々。いつからかそんな自分が消えてしまったんだとわかったが自己嫌悪には至らず、この久々に味わった感情を噛みしめる。
時計は確実に進んでいくのに緊張も、後悔もなかった。あるのは絶対的な自信とこの上ない高揚感。俺は勝利を確信していた。
あと一分。
誰もいない。何も聞こえない。
周りにはたくさんの人がいるはずなのに、まるで物体がそこにただ佇んでいるように感じた。空調の音も紙をめくる音も遠のいていく。完全に自分の意識が自分にしか向いていなかった。
あるのは机の上の薄い冊子と紙切れ、時計、あとは筆記用具ぐらいだろうか。目の前にあるものを見やる。恐ろしい集中力だった。早く中身を見てしまいたい。あとはこいつに自分のこの自信も、高揚感も、何もかもをぶつけるのみ。
お前そんなことで大丈夫なのか。
幾度と無く問われてきたこの問に俺はうんざりしていたが、今の俺なら胸を張って言える。
『俺は勝ちに行く』
―解答始め。
どうもラノベ風に書いてみました。 実際こんなもんでしょ?
もうみなさんお分かりでしょう。 昨日久々にエドがいっていましたようにね。 たまには彼のことも思い出してあげてください。
1/18.19に行われる行事といえば
センター試験です。
俺も受けてきました。
正直な感想としましては国語が鬼畜だった。 物理はいつもどおりだった。 以上。
ほんとにそんな感じです。
さて、ここで俺の点数を全て晒して合格の可能性を吟味してみましょう。
数Ⅰ・A 75/100 数Ⅱ・B 50/100
国語 75/200
英語(リスニング計) 169/250
地理B 71/100
物理Ⅰ 42/100 化学 69/100
合計551/950 正答率58%
正答率がピッタリ58%ってすごくないですか。
終わってる教科が2つあります。 際立って低い国語と物理。
国語こんなはずじゃあなかったんですがねぇ・・・普段ならもっと取れますよ?
平均がバカみたいに下がることが予測されますが、それでも低すぎます。
もう物理に関しては何もいうまい。 俺もちっとは対策しましたが、なんていうか
体質?
あれは体が受け付けません。 問題集開いても『もうええわ・・・』ってなります。
そんなわけであんまり重く受け止めてません。 受け止めるべきなんでしょうけど。
数Ⅱもそこそこひどいですね。 言い訳しますと計算ミスで第二問が連鎖反応により壊滅的です。 ここでゴッソリ時間もってかれて数列は余裕でしたけど、ベクトルの時間なく終了。
ひどくないっすか。計算ミスしてんのに空欄にはピッタリ埋まっていくの。
一応知らない人の為に・・・
このようになってます。 例えば『123』と解答したければアに1、イに2、ウに3 とマークします。 アにマイナスを入れることで『-12』などのような表現も可能です。
途中で(なぁんか微妙にすれ違ってる気がするなぁ・・・)と思ってましたけど突き進みました。
他はまぁいいんじゃないの。 旧帝目指してるやつらに鼻で笑われそうですがね。 学歴厨が沸きそうな気がします。
化学もうちょっと頑張れたなぁって思いますが現実的な数字です。
今年のセンターの難易度についてですが、予備校やらお偉いさんやらは、もういろいろいっててわかんないです。 今の段階での難化したしてないの判別は難しい、あてにならないと言ってもいいでしょう。
俺の個人的な見解ですが、国語は間違いなく難化しました。 平均は100切る可能性も十分あり得ると思っています。
おそらくその他は例年並みではないでしょうか。 去年の数Ⅰが鬼畜だったんですがそういう意味では易しくなった、というより元に戻ったと言ったほうがいいですかね。
全体としてみるとおそらくセンターらしい平均が出ると思います。 国語を考慮するとやや難化なんて結果が出るかもしれませんがね。
さて、センターの話はここまでにして二次での可能性について話しましょう。
赤本によると受かった人のセンター+二次の得点は平均で1000点をうろちょろって感じです。 センター950点+二次600点
つまり1000/1550=約64.5%ほど。 センター試験の圧縮はありません。
センター7割がボーダーであったことから、7割と言えば665点、つまり335点ほど合格者は二次で得点したと言えます。
対してogo氏はセンターが平均らしい点数が出ると読んでおり、その通りになったとして他のやつらより114点遅れていることになります。
つまり二次で他のやつらより114点挽回すれば合格の可能性が十分にありえる ということです。
さらに我々の世代はいわゆる『最後のゆとり世代』であります。
仮に受験に失敗すると来年からは『新課程』、つまり『ゆとり世代』よりも学習を積んでいる世代、ということになります。
理系はあまり影響が出ないとおおかた予測がついているようですが、『来年からは違うんだ』という心理的圧迫は大きいでしょう。
何が言いたいかというと、今年は受験生が弱気になる傾向が強い ということです。
俺の目指す大阪教育大学は教育学部のみ焦点を当てるならば、近畿圏ではそこそこの上位にあります。
ここで『受験生が弱気になる』ということはどういうことかわかりますか?
(俺、センターでこんだけ取ったけどちょっと不安・・・来年受験システムも変わるし浪人するのは分が悪いなぁ・・・。 ここは安全にやや下げたランクを受けて確実に行こう)となるのです。
教育学部志望→理学部or工学部に変更 はありえますが 逆はいまいち考えられません。 なぜかというと理学部に行こうが教員になることは可能と言えば可能です。
しかし機械いじりたくて志望した理学部やら工学部の連中が教育を堂々と掲げてる大学に路線変更する なんて思います?
具体的に言うならば、上で言ったような『弱気になる傾向』があったとしても理学部やらを志望していたやつらが教育学部に流入してくる可能性は低いのです。
ということは大阪教育大学を志望していた人が弱気になり、本来行けるレベルであるにも関わらずワンランク下げた教育学部に行く可能性は十分考えられます。
ほんとはもっと議論したいこともありますがそろそろ飽きたって読者の顔が見えるのでこの辺で。 俺の受験の推測だけで論文書けそうだわ。
長々と書いてきましたが114点挽回というのは無謀です。 今まで言ったようなことを考慮して、仮に90点挽回 ということにしても変わりありません。
しかし俺はやります。
具体的な計画としては
前期は捨てます。
あと1ヶ月で他のやつらより100点近く挽回する数学のちからをつけることはほぼ不可能です。
しかし後期は難しくなるとはいえ2ヶ月ちょいあります。
数学のちからは経験上二次関数的な曲線を描いて伸びていくと思います。伸びが大きくなりだした時期にうまく後期日程が重なれば・・・可能性は依然として低いですが『0』ではありません。
定員割れとかしてくれませんかね!!
ということで以上まとめると
絶望的だがogoは突っ込む。
以上ogoの現状と報告でした。
※今回の記事は推測の域を脱していません。 あくまで『推測』です。
そしてハッキリ言って、いくらでも反論の余地は残されています(そこを議論したかったわけですが)。 ということを忘れずに。